自分のマジックスタイルは?


みなさんは自分のマジックスタイルをどう思っていますか?自分自身納得がいってなかったので1からもう一度自分のマジックスタイルを考え直してみました。

自分自身考え直した結果、直すべきところがいくつか出てきました。



自分のマジックの腕を相手に押し付けるかのように披露していた。(自己満足)

無言になりがち。

アレンジ性が全くない。



この3つが出てきました。(他にもあると思いますが)

マジック初心者の方などにはよくありがちなことだと思います。 この3点を直すだけでも十分マジックの質が上がると思います。前回のブログでも書いた通りこの3つを心がけたことによって親戚の前で披露した時に成功しました。

特に②はやってはいけないことですよね。緊張のあまりにマジックを見せるのが精いっぱいで無言になってしまうことがよくあると思います。ですがこれは絶対にやってはいけません。


マジックはお客さんとコミュニケーションをとって信頼関係を築くことで成り立ちます。 

マジックはコミュニケーションが命といっても過言ではありません。 ②が改善されれば①も改善されるはずです。

初心者の方は①②のようにならないようにまずは意識してみましょう。コミュニケーションの取り方がわからない方はまずはマジックをするときにそのマジックの説明を入れながら演じることの練習をオススメします。

例えば・・・カードを1枚選んでください。や、今から選んでもらったカードを当てます。などといった基本的なことをお客さんに対してしゃべれるようにすることですね。



続いて③についてです。これはマジックをちょっとかじっている人などにありがちなことです。

例えば前田知洋さんの代名詞とも言えるアンビシャスカードです。YouTubeなどで一般の方がやっているのをよく見かけますが、どれもそのままで何も面白くありません。ただ、俺はアンビシャスカードできるぜ!みたいな自慢?(笑)に見えてきます。

前田さんはそのままじゃ面白くないので最後のクライマックスにカードが上がってくる瞬間を見せると言って曲げたカードの上がってくる瞬間をいつもみせていますよね。ここがあるのですばらしいしインパクト大のマジックになるわけです。ですが一般の人が前田さんのアンビシャスカードを演じると前田さんが演じた時みたいにインパクトやウケがそれほどあるわけではありません。

なぜなら、これが自分だというものが一切ないからです。お客さんはその人のマジックが見たいわけであって他人が演じたマジックなんて見たくないのです。(マジックを見たことのない人達は別ですが)


なのでマジック一つ一つに自分なりのオリジナル要素を加えなければいけないのです。

オリジナル要素の加え方について簡単に紹介させていただきます。

クライマックスに何か別の物を持ってくる。

1からマジックを考える。(テクニックは考えなくてもよい)

マジックにストーリー性を付ける。(マジック一つ一つにお話しを付けるということ)

結果は同じでもやり方を変える。←(いけるかな?)

こんな感じです。



まとめに入りましょう。

 今回の話の大本は自分のマジックスタイルってどうなの?って話です。

一番最初にあげた↓

①自分のマジックの腕を相手に押し付けるかのように披露していた。(自己満足)

②無言になりがち。

③アレンジ性が全くない。

これを治すことで基本がしっかりとできてくるわけです。

 特に③アレンジ性が全くない。これをしっかりすることで自分のマジックスタイルに大きく影響を与えます。

自分もまだまだですが③アレンジ性が全くない。 をしっかり改善してこれが自分のマジックスタイルだというものを生み出していけたらいいかなと思っています。